Keychron Q11 購入とセットアップのメモ
キーボードは約4年間、mint60を特に不満なく使ってたんだけど、Keychronが分割型を新発売するぜ!っていうのを見かけて興味を持ってしまった。発売開始時間に張り付いて速攻購入。発送方法はDHLのみ。
Keychron Q11 QMK Custom Mechanical Keyboardwww.keychron.com
お値段は本体が205ドル、送料が18ドルで合計223ドル。paypalの履歴見ると日本円で約32,000だった。*1円安が憎い……。
(`Д´) pic.twitter.com/Mikb0RJVVg
— polyfusia suguru (@polyfusia) March 7, 2023
3/7(火)の夜に注文して、発送元は中国だって書いてあったので何回かaliexpressで買った経験からまぁ一週間後に届けば早いほうだなと思っていたが、3/9(木)の昼過ぎにはDHLから明日に届けるぜってメールが来て本当に金曜日の夕方には届いた。高い送料払った甲斐があるね。
開封して物理的な印象
デカくてずっしり重い。mint60は60%キーボードだったが、Q11は75%で、かつ左右両方とも端っこに1列ずつ追加の列があるため面積が広くなっているし、アルミボディも重量感に貢献している。仮に会社でも使いたいってなったときにバッグに入れて持ち歩くのはだいぶしんどいそうですね。
ケーブルとかを追加で購入
本体同士はUSB type-c ケーブル*2でつなぐのだが、付属品のケーブルだと30cmぐらいしかなく全然離れて置けない。L字型の形状, 長さは50cmほど, ナイロンケーブルっていう条件で良さげなケーブルを見繕って買った。
Q11は傾きをつける足が無いので、キーボードに傾きを求める人は何かしらの対策が必要だ。私も傾斜が付いてるほうが打ちやすい派なのでどうしよっかなとAmazonの海を巡っていたところ以下の見つけたチルトさせるパーツを購入してつけた。これで結構な傾きがついてくれる。展開した足には滑り止めはついていなかったけど、Q11自体に結構な重さがあって、試しに長めの文章を書いてみたところ特にズレが発生しなかったのであまり気にしなくても大丈夫。
ついでに、PCとの接続部分のケーブルも磁石形式になってるやつを買ってみた。AmazonのUSBケーブルを闊歩しているチャイナ系プロダクトは博打だが、これは無事にWindows / Macともに認識してくれた*3。キーボードに傾きをつけてる分、磁石での接続部分に角度をつけられるところが結構気に入っている。
さらにリストレストも新調するかって気分になったのでTwitterの他の人の写真見て、良さそうと思ったこれをゲット。結局細かくお金使っちゃうな…
キーアサインの再割り当て
右側のスペースバーをEnterにしたり、定番のCapsLockをCtrl化したりと軽めのカスタマイズを入れる。macOSだけだったらKarabiner-Elementsだけでも事足りるのだけど、Windowsでも使う*4ので、キーボード側で変更を入れておきたい。Q11はVIAに対応してフルカスタマイズ可能なのでそれで変えてね、とのこと。
QMK と VIA はどういう関係?
mint60のセットアップのときにQMKのファームを自分でビルドしてキーマップやらマクロを弄ってたんだけど、今は画面からお気軽にアサインが変更できるVIAっていう選択肢が増えている。けど、QMKとVIAってどういう関係なのよってのが最初わからなかった。
VIAはQMKを基盤としてGUIからキーアサインを変えられる(それも、書き込み操作を意識する必要がない)というシロモノで、QMKのファームを作るときにVIAの機能を組み込んでビルドするということらしい。で、VIAは自分でファームを書いていく100%の柔軟性はないけどみんながやりたいことはほぼ揃ってるでしょっていう感じ。
remapという選択肢
一方、VIAが使えるならremapというアプリでも変更できるらしいが、QMKの最新バージョンでビルドされたファームだとマッピングがおかしくなる*5ようなので、残念だけどremapでの変更は見送り。
VIAにキーボードの設定を読み込ませる
VIAに対応するキーボードは徐々にgithub側にマージされていくらしいが割と本番リリースまでは時間がかかるらしい。2023年3月下旬現在だと対応キーボード一覧には無いので、手動で設定を読み込ませる。設定ファイルはQ11のプロダクト紹介ページからリンクされていて、手順も記載がある。
自分はMacOS + Web(Chrome)版で設定ができるのを確認したが、Windowsからだとうまくいかない。。とりあえずMacOS側で設定できるので一旦ヨシとする。正式に対応されれば安定するのかな。
アサインの変更内容
ポリシーを言語化しとくと…
- 1つのキーにあまり複数の機能を持たせない(タップや長押しでの切り替えを多用しない)
- macOSとWindowsどちらでも無意識に使える
- レイヤーを切り替える物理スイッチがQ11にはあるが、使わないようにしたい
といった風味で次のように変更した。
capslock
を左Ctrl
- 右のスペースバー を
Enter
- 右のスペースバーの隣を
KC_HANJ
(macOSでの日本語オン) - 左の最下段を左から
Fn
,Option
,Cmd
,KC_KAEN
(macOSでの日本語オフ) - メディア操作はFnキー同時押しのときにする(デフォルトと逆にする)*6
以下、マッピング結果。layer2とlayer3は使わないので編集しないでそのままにしている。しかし、layer1にもともとある NKRO
ってなんだろうな。。QMKのキーコード一覧みても全然ピンとこない。害はないので残しちゃってる。
詰まった点として、3年前にQMKを触っていたときは日本語のオンオフは KC_LANG_1
/ KC_LANG2
を使えばよかったのだがVIAではこのキーコードは使えないと出た。はて困ったな…とネットを調べていると以下のVIAの実例を紹介しているサイトで KC_HANJ
と KC_KAEN
を使っている記述を発見したので、これを真似てみると狙った挙動を再現できた。同じことで詰まりそうな人がいそうなのでここに大事そうなメモとして残しておく。
windows側の日本語のオンオフ
このキーアサインのままWindowsに持っていって日本語のオンオフを全く同じやり方を実現したい。
一昔前はAutoHotKeyで無理やりキーコードを拾って…的なノウハウだったが、今はWindows PowerToysのKeyboard Managerを使ってキーアサインを変換させるのが一番楽だし確実。なんたってMS謹製のツールだし安定感が違う。Keyboard Managerでのキーアサイン変更はキーコードを知らなくても 任意のキーを押す -> アサインをリストから選ぶ
でできるのでキーコードを事前に調べておく必要もない。
というわけでやることは次の通り。
- Keyboard Managerでアサイン変更。
- 変更先リストにIMEのオン/オフっていうそのままのやつがあるので選択
KC_HANJ
はVK_26
,KC_KAEN
はVK_22
で認識される模様
- 必要に応じて日本語変換ソフト側でアサインを変える*7
これで日本語オンオフがMac側と同じにできた。
なお、事前の下調べで見つけた5chのスレッドの書き込みを見るに、ちゃんとアップデートを入れているWIndows10なら KC_KAEN
とKC_HANJ
両方とも認識してくれるっていうのを見つけてビックリした。4年前は認識してくれなかったので、QMKでKC_LANG1
とKC_MHEN
を同時に送るっていうカスタマイズしてビルドしていたのじゃよ…楽になりましたね。
1週間ぐらい使っての感想
かなり良い。ちょっとお高かったけど買ってよかったなーと思っている。mint60と比べると、キー数が増えてたり、6が右から左になってたりという細かい違いがあるが1週間使ってるとだいぶなれてきた。エスケープキーは一番左上にあるもの、と手が認識しているようで、まだノブを触ってしまっているがこれももうちょいしたら直りそう。
あと、買って届くまで気づかなかったがLEDライトが付いていて、例によって七色に光ったり、キーを押したら光ったりする。いるか?と思ったがあったらあったで結構楽しい。こういう遊びゴゴロはあると楽しい。
使ってたmint60を含め、いわゆる自作キーボードキットははんだ付けからのアセンブルする楽しみはあるのだが、なんせ日曜工作マンの素人仕事なのでキーをはめて最後に眺めてみるとキーがちょっと斜めになってない?って見える箇所があったりした。それでも動作は完璧だったし、見た目もポップだったので愛着を持って使っていた*8。今回は数年ぶりに工場生産なキーボードを使ってみてるのだが、やはり自作とは違いカッチリとした仕上がりなので、マニュファクチュアードな製品もやっぱりいいなぁと思った次第。
Q11は3月下旬現在売り切れていてどうやら好評なようなので、この調子で分割キーボードの種類が増えてくるといいなぁ。NuPhyあたりが出してくれたら多分またすぐ試しちゃいそう。
そして再び沼へ…
だって、出来がいいスイッチだっていうのを見ちゃったから……ホットスワップできるみたいだし試してみたいじゃん…?
*1:Twitterを眺めてると、地方の場合は更に割増料金を取るケースがあるらしくてヒェッってなった。
*2:コネクタの形状はtype-cだが、規格はUSB 2.0相当のものであれば良いと思われる。Q11の紹介ページにもtype-cとしか書いてないので勘で買ったがあってたっぽい
*3:これもUSB 2.0相当であれば多分よい。
*4:仕事はmacOS、お遊びのsteamの母艦がwindowsといった感じ。
*6:MacBookについてるキーボードはデフォルトだとファンクションキーはメディア操作になっているので、Keychron側の工場出荷時のアサインもそれに倣っているようだ。
*7:AutoHotKeyでUSキーボードから変換 / 無変換キーの検出をやっていたときの名残なのでこの手順はやらなくてもいいかもしれない
*8:なんなら家と会社両方で使いたいからキットを複数買っちゃうほど
2019年に遊んだゲームの感想
増田にあったこの記事に触発されて、自分も今年やったゲームを総ざらいしてみた。今年やったゲームなので、今年発売されたゲームとは限らないのであしからず。インディーゲーム成分多めで、3Dでグリグリやるゲームが苦手な30代中盤なお年頃。steamのゲームはsteam linkを使ってソファの前に置いてある大きめのテレビを使ってプレイしている。
ストアへのリンクも貼ってあるので気になったらすぐ買って遊ぼう!
ケツイ Deathtiny 〜絆地獄たち〜
昨年11月に発売されてから1日2,3回プレイしてアーケードモードのクリアを目指してプレイ*1。無事1月の頭にアーケードモードの1周クリアを達成することができた。PS3で出てたmages移植版もやってたがクリアできずにいた。それと合わせるとクリアできるまで6ヶ月かかってしまったかもしれない。
2002年のゲームなので、なんともう17年も前のゲームである。それでもこのウネウネと曲がる大量の敵弾とそれを覚えてウヒョ〜とくぐり抜けていくのは脳汁がドパドパと出てくる。残機2、ボムがあと2という状態で5ボスの最後の形態まで行けたときはフハハハハハハハっていう気味悪い笑い声を上げてしまった *2 。
なお、裏二週目はおろか、表二周目は突入すらワタシには無理そうなのでこれにて攻略完了!2週目に入れる人を尊敬する。
Touhou Luna Nights
東方の2次創作としてのダンジョン探索アクション。エリアは明確に別れており、エリアごとにアイテムを回収してボスを撃破して次のエリアに行くというのを繰り返す構成で次どうすりゃいいのかわからずにフィールド内を彷徨うことはほぼない。
謎解きが軽めな一方、本作はアクションに重きが置かれていてる。主人公には時間を止めるっていうアクションがあり、それを駆使して仕掛けやボスを攻略していく。ボス攻略には時間止めをしっかり使うようにデザインされていて、一見避けようがない派手な攻撃をしてくるボスに対してもこうすれば避けられるっていうのを編み出していく試行錯誤が楽しい。
今年の10月にエリアが追加されたようだが、そこに行くにはどうやらラスボスをもう一度撃破しに行かなきゃいけないようで…半年ぐらいのラグがあると操作の思い出しがヘビーに思えてしまってまだ続きができていない…
New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
そういやWiiU持ってるけどWiiU版買ってなかったなぁと思って購入。任天堂の花形ソフトなんでやっててそれなりに面白いんだけど、超優等生過ぎるゲームにいまいちノリ切れずにエンディングまで行ってしまった。
ダライアス コズミックコレクション
ダライアスは存在は知っていたが全然やったことないゲームの1つ。一通りやって、一番好きになったのはダライアス、その次にダライアス外伝。この2つはラスボスすべての撃破に成功した。ダライアス2は難しすぎてヒィヒィ言いながらラスボス1つ撃破して満足。イージーにしてもアイテムが増えるだけで他がそのままとかもうまぢ無理…
ダライアスは2010年代水準で見るとふーんとなってしまうかもしれないが、これが初リリースされたのは1986年、家庭用だとFCのスーパーマリオブラザーズが出た翌年である。ゲームセンターにデデンと専用巨体があって、画面がなんかしらんけど普通のテレビと違って異常に横に長い、ボスがデデンとでかくてグリグリ動く、音楽は無機質な雰囲気で統一されていて爆音で椅子が揺れる、などなどそりゃ当時ゲーセンにで見てしまったら魅了されるに決まってますね。まさに夢のゲーム。
4ボスのファッティグラトンがやたらに固く攻撃も避けにくくて、4ボスまで行けてもそこでやられてしまう。俺がおかしいのか?と思ったらどうやらここが鬼門になっているようで、ここでstate saveしてYoutubeとかで攻略動画を見まくって繰り返し練習しようやく倒せるようになった。これ、リリース当時だとそこまで行くのに1クレジット200円とかかかるから大変だったろうし、今はいい時代だなぁと思います。
今年12月のM2ファンイベントで、PS4版の発売とともにさらに追加でソフトが降ってくるらしい。M2のこの異常とも言える愛情、Wii版のグラディウスRebirthが発売後ものすごく経ってからアップデートが入ったことを思い出しますね。
やっとクリアした… #NintendoSwitch pic.twitter.com/B5OP5f9Tn4
— polyfusia suguru (@polyfusia) May 18, 2019
APE OUT
ゴリラの主人公となって、敵の人間をメッタ殺しにしながらゴールを目指すという内容。文字にするとものすごいグロテスクなゲームに見えるが、キャラクターやステージが抽象的かつサイケデリックな色使いで表現されているためグロさは全くかんじなくむしろスタイリッシュである。各ステージは研究所から脱出せよ、ビルの最上階から逃げ出せ、戦場から逃走せよ、などなんでそういう状況になっているのかという説明がないままステージに放り出させる。そこを各々が想像していくのが楽しい。各ステージがレコードのアルバムとして表現されているのもオシャレ。
細かい変なところはありつつも強烈なアイデンティティでそれらを吹き飛ばす、まさにインディーゲーといったところ。
Night in the Woods
主人公は都会の大学に通っていたが、中退してドのつく田舎町に帰ってきた20代の女の子。昔の友だちとまたかつてのように馬鹿騒ぎできればと思っていたがこの数年でみんなそれぞれ人生を歩んでいて…という、キャッチーな見た目に反してかなり重いテーマが根底に流れているアドベンチャーゲー。すべて会話文でゲームが進んでいくため、日本語で遊ぶとなるとその翻訳のクォリティが気になるところであるが、ジョークも含め完璧に訳されていて、かつフォントも英語版と似ている日本語フォントを用意されているのがとても好感が高い。インディー洋ゲーの日本語訳でフォントがゴシック体だったりConguratulationがおめでとうございますって訳されちゃってるのを見るだけでそのゲームの続きをやる気を無くしちゃうんですよね。
switch版はマップ切り替えのときのロードが長くてちょっとイライラするので、買うならSteam版買ったほうがよいかも。
Cuphead
2年前にSteam版が発売されたときに即購入してクリア。英語は職業柄技術文書であればなんとか読めるが、ジョークなどのフランクな英語はさっぱりわからないのでかなりアバウトな雰囲気でしか各キャラのセリフを理解していなかった。日本語版はまだかまだかと待っていたが、ようやく本気の英語以外のローカライズが完了し、しかも実現することは無いと思っていたSwitch版まで投入されるというおまけまでついていた。改めてお布施の意識を込めてswitch版を購入した。来年に出るというDLCを心待ちにしておきます。
Katana ZERO
トレーラーによればオーソドックなステージクリア型の2Dアクションかと思ったのだが、いざプレイしているとこれは横から見たhotline miamiだ!!といい意味で裏切られた作品。hotline miamiと同じく主人公は一撃死かつ敵の攻撃はアドリブで避けるには早すぎるので、ステージを何度も繰り返して敵の配置や攻撃パターンを覚えて攻略していく。これだけだとhotline miamiそのまんまじゃんになってしまうが、主人公には被弾が一時的に無敵になるドッジロールと経過時間をスローにさせる能力があり、これらの組み合わせがオリジナリティを生み出している。また、死んでしまってもリトライできることに対してちゃんとストーリーで意味づけされているところがよい。サイバーパンクな退廃的な雰囲気好きにおすすめ。
1つ変なところを挙げるとすれば、ここまで技術が発展した未来でVHSテーブが残ってるの?という思ってしまったがそれは野暮か。
なお、同じ作者の制作した Tower of Heaven もとても出来が良いので興味があったらぜひ。
BABA IS YOU
見た目は昔懐かしの倉庫番なのであるが、「BABA」「IS」「YOU」、「WALL」「IS」「STOP」などステージ内に設置された名詞ブロックと動詞ブロックを動かしてゲーム内世界のルール自体を変えていき、ゴールを目指すという超絶頭を使う論理パズルである。200ステージ以上あるらしいが、序盤でもかなりの歯ごたえがある。ワタシの鋼鉄のように硬いの頭では1ステージ解くのに15分かかる場合があり、一体いつになったら全クリできるのか…と果てしない気分になる。
日本語ローカライズが投入され、日本のnintendo eShopでも発売が開始された。しかし、日本語版の紹介動画を見て「おめでとうございます」がダサいゴシックフォントでひっくり返ってしまった。なんでそこをわざわざ訳すんだ!!!!オイ!!
本編には一切難しい英語は存在しないため、言語設定は英語に変えて遊ぶことをおすすめする。
テトリス99
nintendo onlineに加入している人であれば無料で遊べるゲーム。99人で対決なんてアイディア会議で与太話として出て即ボツにしてしまいそうだが本気で遊べるゲームとして実装されてしまった。開発はアリカ。アリカ製テトリスって実はものすごいレアなんじゃないですかこれ。ワタシは1位取れたのは数回程度。
久々にやったら勝てた #Tetris99 #Tetris #NintendoSwitch pic.twitter.com/3GmkmO9Y8f
— polyfusia suguru (@polyfusia) July 13, 2019
ちょくちょく任天堂の新作リリースに合わせて期間限定イベントが開催され、スキンも配布されている。どうせならメガドラミニの発売に合わせてセガテトリススキンを配布してほしいかったが、任天堂が提案してもセガ側が絶対にYesと言わないだろうな…と思った。
Old School Musical
ビジュアルメインな音ゲー。どっかで見たことのある画面を見てクスクス笑いながらプレイ。最近switch版も出たので、レトロゲーファンだったら買っても損はない。ただ、正直一発ネタなため、リプレイ性はないと思う。息抜きにやるとよい。
VA-11 HALL-A
ベネズエラ発、昔のPCのアドベンチャーゲームを想起させるグラフィックのアドベンチャー。主人公はあるバーで勤務するバーテンダーとなり、客に対してカクテルを提供することで話が展開される。登場するキャラクターがどれも奇人変人ばかりで、テキストを飽きることなく読むことができる。本編でいくつか出てくる謎については明確に答えを明かされないので、考察なりして自分で答え合わせする必要がある。物語を読むのが好きならおすすめ。次回作 N1RV Ann-A を絶賛開発中ということで楽しみ。
しかし、こういう直球な下ネタジョーク会話があるゲームが任天堂ハードでリリースされるなんて、時代は変わりましたなぁ。
Gato Roboto
猫メトロイドヴァニラ。このゲームはとにかく演出がとてもよい。裸の猫状態だと画面が極めてシンプルで寂しいのだが、パワードスーツに乗り込むと各種コンソールがバババッと追加されていき、「準備OK」とチャーチャーンと謎のジングルがかかる。ミサイルを出すとパワーメータが上下し、連射しすぎるとメーターが激しく揺れてオーバーヒートしているということが数値を見なくても視覚的にわかる。パワードスーツにのっている状態だとガションガションとなんだか重い操作感になり、猫状態だと操作がふわふわしている。このように適当に操作しているだけで楽しいというプリミティブな感動がある。音楽は下手にファミコン風、ゲームボーイ風に寄せるのではなくインダストリアルな音楽にまとめているところがとても良い。
ゲーム自体はもうちょっと長くてもいいなぁと思ったが値段(なんと1000円切り!)を考えると妥当かなぁ。次回作も期待。
悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション
今年中にBloodstaindの本編が出るっぽいし、やっとくか〜となったゲーム。起動した後に出てくるメニュー画面構成がダライアスコレクションとすっげー似てるなと思っていたがやっぱりM2開発だった。アーケード版は初めて触りましたけど、なんというか厳しい出来だな〜と思った。ここからよくファミコン版に持っていけましたね。ファミコンの性能があってああいうゲーム性に持っていけたのかもしれない。
Yooka-Laylee
そのうち買おうと思っていたゲームで、Steam版を購入。内容は3Dマリオを別のメーカーが再構築したといえばよさそう。ステージに散らばっているペイジーを規定枚数集めるのが主目的となる(要はスター集めですね)。64マリオとの違いはスターを回収してもステージから出されず、プレイが続行される。キャラクターの癖の強さはいかにも洋ゲーという雰囲気。カメラ操作がイマイチな点を除けばとても良くできた箱庭3Dアクションである。ただ、ラスボス戦がすんごい長い上に、最終形態の理不尽さにはだいぶ心が折れそうになった。楽しいのであればいいのであるが、苦痛としか思えてしまったのがマイナス。
もう1つの不満点として、全般的に翻訳のクオリティが低いように思えることがある。改行送りについては日本語話者によるチェックが入ってないのではないか。会話にメタ的な内容が含まれるため、翻訳が半端だとクォリティの問題なのか意図通りなのか判断に困ってしまう。
魂斗羅 アニバーサリーコレクション
こちらも安心と実績のM2開発。初めて魂斗羅ハードコア遊びましたけど、ライフ制だし難易度程々だしアクションゲームの感覚を鍛えるにはとてもちょうどいいゲームですね。あとラスボス戦のメタルっぽい音楽がとてもよい。Apple Musicでサントラが配信されてたのでライブラリに投入させていただきました。あと、せっかくM2開発なんだからWiiで出した魂斗羅Rebirthも入れてくれれば最高だったんだけどな。
Devolver Bootleg
良質なインディーゲームのパブリッシャーである Devolver Digital による、公式 ニセモノ ゲーム集で、今年のE3のプレスカンファレンスで突如発表された。いわばPR目的なゲームであるが、体験版ではなくわざわざデチューンした偽物ゲーム集を作ってしまうところにDeveloverみを感じる。起動時のゲームセレクト画面は往年の100 in 1 的な画面を彷彿とさせるところに無駄なこだわりを感じられる。各々のゲームは中途半端に出来が良いところがまたムカつく。遊んでいると元ネタのゲームのクオリティに気づかせてくれるが、これは彼らの狙い通りなのだろうな。Devolverファンならやっとけ。なお、起動時のロゴによるとGato Robotoのdoinksoftがメイン開発のようだ。
ケイデンス・オブ・ハイラル : クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説
あの大名作 crypt of the necrodancerとゼルダが合体!!とインディードリームあふれる作品。
発表を見たときにものすごくワクワクし、いざ買って遊んでみると操作レスポンスは良好で非常に丁寧に作られていることがわかる。すべてのキャラクターが全新規でドットを書き起こしているのもすばらしい。しかし、いかんせんゼルダらしくしようと味付けした結果、原作にあったテンポの良さと緊張感がオミットされてしまったように思える。原作は1プレイ = 1エリアと決まっていてボス突破まで大体10分ぐらいなのだが、今作はゼルダだからかスタートからエンディングまで約数時間かかる行程をセーブをしながらやらなければいけない。クリア時間ランキングが用意されているので、別にすべてのマップを埋めたり、ハートのかけらを全回収しなくてもよいということなのであろうが、自分のゼルダの攻略スタイルは隅から隅まで探索しつくすことである *3 。プレイヤーに委ねるよりもシステムで制限を設けた方がよかったのではないか。
また、前作は自分はアリア *4 で最後のボスを撃破しているので、ハートのかけらをそれなりに回収しているプレイだとボスをゴリ押しで倒せてしまうところに残念感を感じてしまった。もっとヒリついた緊張感を持ってボスに挑みたかった…
と、思いきや先日(2019年12月)のアップデートで「主人公の追加(前作でいうメロディ)」と「ダンジョンモード」が追加されたらしい。ダンジョンモードが俺が望んでいるモードか?けど、起動したらダンジョンモードは追加されていなくて追加主人公でクリアしなければいけないらしい。うーん、開放のためにもう一週かぁどうしようかなぁと今なっている。
La-Mulana 2
1はヒィヒィ言いながらかつカンニングもしてクリアした。次作ということでSteam版がリリースされたとき速攻買ってカンニングせずにクリアしてやると息巻いてプレイしたのであるが、結局次どうすればいいのかわからない場面に直面して諦めてしまっていた。パッケージ版が出るということで開発者のみなさんを応援する意味を込めて購入して改めてプレイ。セブンイレブンのネットプリントでマップがプリントできる、ということで今度は石碑の場所を全部メモりつつプレイ。無事にクリアできた。なお、Steam版で詰まっていた箇所の次がラストダンジョンで実はクリア手前だったのであった。
個人的にストーリーが結構好きだ。未知の古代遺跡、実は人類の歴史に関わっていて…という前作からのさらに…という一見荒唐無稽に見えるものをちゃんとまとめてしまっている。クリアした後は楢村氏の開発メモも合わせて読みましょう。ゲームづくりの考え方が垣間見えてとてもおもしろい。
あと、steamのこの方のレビューに笑ってしまった。
スーパーマリオメーカー2
前作の仕掛けにプラスして縦ステージの追加、ある程度自由の効く強制スクロール、地上ステージに水中を組み合わせられる、など前作でこれができればいいなぁという点がてんこ盛り追加されて帰ってきた来たスーパーマリオメーカー。
つくる側だけでなく、遊ぶ方にもテコ入れされており、今作はなんとオンライン対戦が用意されている。ランダムに選ばれたステージを一番先にクリアしたやつの勝ち、二位以下は全員負けという単純明快なルール。対戦中に昔のめちゃイケの企画にあったような理不尽アスレチックとかに当たると一気にバカゲー感が増して楽しい。一人だけだとイライラステージだけど、複数人になることによって一気にエンターテイメント性が生まれるところがすごい。
最近のアップデートにより、リンクに変身できるアイテム "マスターソード" が追加された。踏む以外に弓矢や爆弾攻撃ができるようになっておりもはや「マリオ」メーカーとは…という様相になっている。任天堂の最近のバリトゥードゥな雰囲気はとても好きだ。
ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮
最近シレンやってねぇなぁ…やりてぇなぁと思っていたときに見かけたゲーム。ちなみにチュンソフト製不思議のダンジョンでプレイ済みなのはトルネコ1, 2, 3とシレン1とゲームボーイ1(DSのシレンも買ったような気がするがどういうゲームだったか全く記憶が無い)。それと、シレン1はフェイの最終問題をクリアしたことがある、というレベル。
このゲームはベースルールはチュンソフト製の不思議のダンジョンに準ずるのであるが、敵が時々ドロップする「ファング」が相違点。ファングは装備するとステータスアップ、または数ターンに一度しか使えない大技が使えるようになる。また、消費アイテムとして使うこともできて、その場合恒久的なステータスアップやより強力な技の発動を発動することができる。もう1つ特徴的な要素として主人公の周囲8マスが空いていると攻撃力が上がる(壁側や通路にいるとだめ)。この2つの要素によりシレンやトルネコとはちょっと違う頭の使い方が要求される。
以上のように独自素材はとても面白そうなのであるが、ゲームとして面白くするためのチューニングが不足しているように思えるのが残念。特に最下層に発生するモンスターハウスにある仕掛けが悪意満載である。モンスターハウスに踏み込んだ後、敵に囲まれないように通路に一旦引き下がるのが定石であるが、それをさせまいと部屋の中央に吸い込まれてしまう仕掛けがあったり、さらには部屋の入口を塞いでしまう石など、歯ごたえというよりは理不尽としか思えない。初めてローグライクに触れる人は二度とやるかってなってしまうのではないか…
なんとか大目標である30階到達 & ボス撃破は達成し、いわゆる「もっと不思議」がオープンされたがもうお腹いっぱいかな、となっている。もう少しマイルドな難易度になると誰にでも勧められるゲームだったので惜しい。
Monolith
Enter the Gungeonは影響力が大きく、色々な後発ゲームを生み出しているが(さらに言うと、Enter the Gengeonの源流としてNuclear Throneがある)が、このゲームもその1つで、出来がよいというので購入。難易度がEtGよりマイルドであるが、面白さや華やかさがEtGの方が上に思えて、だったらEtGやったほうがいいよな、という結論になってしまった。数回のプレイでラスボスと思しき撃破まで成功しているが、それより先があるかは見ていない。
メガドライブミニ
ワタシは元来任天堂っ子であり、セガワールドには一切触れたことがなかったため、すべてのゲームが未体験。ラインナップの中で「テトリス」と「ダライアス」がまさかの完全新作ということで世の元ゲームっ子たちに衝撃を与えた。
テトリスはアーケード版の完全移植。デモ画面の猿は小学生の頃、船橋のららぽーとに家族で行ったときゲーセンにテトリスが置いてあってデモ画面を延々と見てたんだよね。あのひっくり返る猿とズーンっていうなんか怖い音。それと同じものが今テレビに写ってる、と妙な気分になった。ダライアスは今年の春にコレクション版を先にプレイしてクジラ討伐済みであり、敵の出現パターンや地形がまだホットな記憶として存在している。その経験がそのまま通用するので、移植度がとんでもなく高いことがわかる。当時このクオリティで出てたら任天堂を蹴り落として天下とってたかもしれないなぁと夢想した。アーケード版より画面が狭い分、後半ステージでWaveをとった後も自機に近づく前に殲滅ということができなくなっているので難易度がかなり上がっている印象をうける。
ダライアスはいわゆるファンメイドから公式作品に昇格した現代では珍しいパターンの作品でもある。インタビュー記事がとても読み応えがあっておすすめ。
熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls
「熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls」オフィシャルトレーラー
最近妙に活発に新作がリリースされているように見えるくにおくんのスピンアウト作品で、女の子のキャラ二人をメインに据えたファイナルファイト系ゲーム。開発はShantaeシリーズでおなじみWayForward。ボス戦の音楽がこれChipzelの人っぽいなぁと思っていたが、やっぱりChipzel氏のゲスト参加であった。グラフィックは下手に昔の粗いドット絵に寄せてないところがよい。今ドット絵のゲームを作るならどういう風に作るか、ということに対する1つの模範解答ではなかろうか。ベルトスクロール及び格闘ゲームはコマンドを覚えるのがとても苦手なためあまり得意ではないのだが、本作は楽しく進めることができた。ただ、エリア4のAboboさん、あなただけコンボがつなげにくくガチガチにパターン化しなきゃいけないの辛くありませんか。。
余談であるが、ゲーム後半あたりにあったKyokoとMisakoの「なんで私達って毎日ケンカしてるんだろうね?」「それで何?」という何気ない会話に価値観の違うパラレルワールド的なものを感じてちょっとゾクッときた。こういうちょっとした非日常的な話がとても好きです。
ゲーム内に登場するすべての人物はほぼすべて過去のテクノスゲーから引用されているようだ。次のツイートのスレッドが詳しい。この元ネタの数、愛を感じる。
『リバーシティガールズ』を100倍(若干の誇張表現)お楽しみいただくために!
— T-ZOK🍩 (@SugarRushOjisan) September 14, 2019
作中へ詰め込まれた狂気の情報量に関し、わかる範囲で可能な限り元ネタをリプ欄に列挙していきます。
『くにおくん』をはじめとするゲームファンの皆様が、作品に対しより理解が深まればこれ幸いです。#rivercitygirls pic.twitter.com/NjWRyzsoZt
東方鬼形獣
今年の新作。コミケ会場でもとらのあなとかの同人ショップではなくSteamにて購入。すげー時代だ。
うーん、今回はアイテム回収を考えつつ攻略パターンを考えなければ行けないのでいまいちハマれなかった。前作はシンプルに攻略せよっていう内容だったので全キャラ攻略まで持っていけたんですけどね(ただし、Extraステージは無理です)
ゼルダの伝説 夢をみる島
ゲームボーイ版の名作をモダンナイズしてSwitchにてリリースされた作品。本作はダンジョンを始め、ほとんどのイベントが原作を忠実に再現している。ゲームボーイ版はDXを中古で買って何周もしているため、新しいダンジョンを期待して遊んでしまった身としてはかなり肩透かしを食らってしまった。全く原作をやったことなかったら絶対にハマったんだろうけど原作やりこみマンにはちょっと物足りない。
自分でダンジョンを作ろうとかいうシャッフルダンジョンは…個人的には蛇足要素だと思った。面白さがわからん。あと、楽器を全部集めた後、フィールドをあちこち巡ってDXの追加要素である色のダンジョンがちゃんと存在していることを発見した。無いもんだと勝手に思い込んでいたよ。
次作の個人的な希望としてStudio MDHRとタッグを組んでリンクの冒険を超絶アニメーションでリメイクしてほしい。これこそマップはそのままで良さそう。
リングフィットアドベンチャー
定期的に任天堂から出る健康系ゲーム。そういえばWiiUあたりにあった心拍数を測る謎装置はどうなったんですかね。
こんなんで本当に運動になるのか?という疑問に思うが、初プレイ時、最初の準備運動でヘロヘロになってしまい「あ、これはやばいゲームだぞ」と思った。しかしその後もゼエゼエ言いながらも続けてしまう不思議な魔力がこのゲームにはある。いや、これは果たしてゲームなのか?ゲームとは一体….
ちまちま進めて現在ワールド9あたりにいる。そろそろ中盤なのかな〜と思っていたが、フレンドリストにワールド24レベル200とかいう意味不明な数字を見てしまってその果てしなさに戸惑っている。果たしてリングくんのストーキングまがいの恋は実るのか、最後まで見守っていきたいと思う。この調子だとクリアできるのは来年の春頃なってしまう。
Bloodstained: Ritual of the Night
メトロイドヴァニラと呼ばれる迷宮探索ゲーの始祖である悪魔城ドラキュラの開発者のIGA氏による完全新作。日本でのパッケージ版の流通は色々トラブルがあったようで秋頃になってようやく発売された。
ウェルメイドであることは遊んでてとてもよく理解ができるのであるが、演出面で気になることがいくつかある。具体的に1つあげるとセーブポイントの背景。最初のセーブポイントは嵐の船の中にあるはずなのだが、急に城背景のセーブポイントになりおや?と思ってしまった。同様に氷の洞窟、水の洞窟にあるセーブポイントもやはり共通のセーブポイントの背景。せっかく世界観が大事なゲームなのだから、船の中だったら船背景とかしっかりと書き換えてほしかった。こまけーんだよ、と思われてしまいそうであるが、せっかくのこだわりゲームなのだから細部まで徹底的に拘ってほしかった。クラウドファンディングだし予算上限が決まっているというのはよく分かるのであるが。。。
ポイントが数千円余っていたのでヨドバシで買ったのであるが、たまたま初期購入特典のクリアケースとサントラのCDをもらえてラッキー。
Yooka-Layleeとインポッシブル迷宮
[Yooka-Laylee and the Impossible Lair - Announce Trailer - Nintendo Switch](https://www.youtube.com/watch?v=PgcYbc9ZCtQ
たまたま今年に前作に当たるYooka-Layleeを遊んだのだが、秋頃に新作が出るということを知る。そして今作はまさかの2Dアクションというではないか!
今作はゼルダライクな見下ろし型のマップステージ + アクションステージという構成。アクションステージは事前の情報によると全20ステージと紹介されていたが、すべてのステージに裏ステージが用意されており、さらに表の敵配置を変えてみましたというちょい変えではなく全く別のステージにしてしまっているので実質全40ステージという大ボリューム!
裏ステージはマップステージでステージの入り口に対して影響を与える(例えば入り口を水に浸すとステージが水没した状態になる)ことによって出現するのだが、裏ステージを開放させるためにはマップ画面で謎を解く必要がある。この謎解きが難しすぎず簡単すぎずで普段難しいゲームばっかりやってるといい癒しになる。
そしてメインであるアクションステージであるが、これが想像通りスーパードンキーコングオマージュな内容!ローリングで足場のないところまで行ってからジャンプすると遠くまで飛べるなど操作感覚がドンキーコングそのまんまで笑ってしまった。これはこのゲームを買うのが過去のレアゲーファンであることを見越した意図的なものなのであろう。
エンディングを見るためには最初から開放されている「インポッシブル迷宮」をクリアする必要がある。このステージはその名の通り、高難易度かつ長丁場なステージであり、何も考えずに挑むとたいていは序盤で死んでしまう。しかし、アクションステージをクリアするとこの最終ステージ用のライフが1つ追加される。つまり、アクションステージをクリアしただけミスが許されるようになる(落下死はライフを1つ失い戻り復活する)。ある程度アクションステージをクリアした段階で挑むもよし、ライフをマシマシにした状態で挑むもよしというプレイヤーに難易度を選ばせるというステージになっているのがユニークである。
それでもこの最終ステージは他のアクションステージと比較して格段に難しく、中盤は針に糸を通すが如くの操作精度を要求する。steamのこの方のレビューが最終ステージに対する怒りを長文にしたためていて笑ってしまったのだが、それぐらいゲームの評価を一転させてしまうぐらい難しいと思う。ワタシはクリアしたときライフを40個持っていって、残したのは3つほど。これは確かに評価が分かれるなと思う。
アーケードアーカイブス 海底大戦争
昔、テレ東のゲーム番組あたりで移植版のCMが流れていたなーと思ってなんとなく買った。今見ると水柱のグラフィックがメタスラのそれですね。移植版の説明書に記述してあったイカした設定がとてもよい。
セガサターン版『海底大戦争』の説明書によると、自機の潜水艇は『大気圏も突破可能な推進力を持つ宇宙戦闘艦をイタズラで改造した』とか『異星人の技術を解析して組み込んだ』とか『パイロットが廃人になった』とかトンデモ設定ばかり記されてるんだよね。やっぱR-TYPEを作ったアイレムの作品ですわ。 pic.twitter.com/yb5qZoX1hr
— 鯨武 長之介 @レバガチャアーカイブ(原作) 2巻 12/28発売! (@chou_nosuke) November 28, 2019
アケアカNEOGEO メタルスラッグX
海底大戦争と合わせて購入。ワタシの実力だと1クレジットで最終ステージの初めまでが限界…。つかステージの出だしがいきなり山場ってどういうことよっていつも思う。
エスプレイドψ
[エスプレイドΨ PV(Switch版)](https://www.youtube.com/watch?v=ZxSkPEzHJts
ケツイに始まってエスプレイドで終わる。しかし、今年はM2が関わったゲームやりすぎだな…
ケツイは2002年のゲームであったが、こちらはさらに古い1998年!20年前!!だけど、グラフィックは全然古臭さを感じない。ケツイはグネグネ曲がる幾何学模様をダイナミックに避けていく一方で、エスプレイドは自機の位置を見て敵弾の発射方向が変動するので、どのようにライン取りをしていくのかを考えていくのが一番の大きな違い。共通点としては積極的に敵の目前に出て、出現即撃破を心がけること。ケツイでその癖がついていたので、早期に最終ステージまで到達することができた。
現在も絶賛攻略中(これ書いているのは2019年12月の末です)である。メインで遊んでいるのはアーケードプラスモードで、最高到達地点はバレー部を柄あって、ガラ婦人の後に出てくる追加ボスの第一段階まで。「これで終わりじゃないのかよ」ってバレー部は言いましたがワタシもそう思います。
攻略のヒントとしてミカドのエスプレイドの攻略配信を見ましょう。特に2つめのちゃんたけさんによるプレイにて、ガラ婦人最後の張り手連打の合間を避けているのは見てて「えー」と叫んでしまった。こんな避け方本当にできるのかよ…
買ったけど感想言えるほどやってないな〜と思ってるゲームたち
手つかずと not for me だったなというもの。すまない、しかし時間を置いてまたやるかもしれない…
Super Hydorah
もともとはフリーゲームだったらしいのだが、内容をグレードアップして発売されたもの。過去の名作シューティングゲームのいいとこ取りといった感じ。内容に気合が入っているのはよく分かるのだが1プレイがやはり長い。。あと、steam版だけなのかどうかわからないけど、日本語の訳がちょっとおかしくないですか?スタート時の「覚悟しろよ」とか、「いいえ」と「はい」が逆になっているように見えるとことか。
Hell is other demons
トレーラーが面白そうだったので購入。けど、なんというかイマイチ盛り上がりがかけるというか…
GRIS
うーん。謎解きゲー?なんか思ってたのと違うで1時間ぐらいやってストップ。もうちょいやれば面白くなるのかな…
Blazing Chrome
トレーラー見て魂斗羅オマージュゲーだ!!と思って即購入。なのだが、操作性が思いの外悪くてちょっと萎えてしまった。
Rolling Gunner
完全新作の横向き2D弾幕シューティング。面白いんだけど、1ステージがすんごく長くて集中力が持たず、イージーモードをクリアしただけで通常モードは断念してしまった。
Strange Telephone
ゲームの雰囲気や世界観はとても好みなのだが、電話番号の入手が最初の1つぐらいしか示されてない気が…もっとデタラメに番号を入れたりSNSを検索してこういう番号を見つけたっていうのを見て入力したりとかで攻略していくのを意図しているのだろうか…どうやらゲーム内で完結しないものはワタシはちょっと苦手なようだ。エンディングが明らかなバッドエンディングしか見れてないので結末はぜひ見たい。
moon
少し進めた時点で止まってしまった。ゲームの存在は当時のゲーム雑誌を読んで知ってたかな、テレビCMもありましたね。
メタものは好物(Undertaleはエンディングで号泣しました)だし、ラブデリックにいたメンバーが関わっているDSの「いろづきチンクルの恋のバルーントリップ」も楽しくクリアしたのできっと中盤まですすめるとグイグイ引き込まれていくこと予感はする。しかし、夜しか現れないモンスターのタマシイをキャッチできなかったらまた次の夜までお預けなどゲームのテンポがスローすぎて今やるにはやーこれはちょっとなーとなってしまった。
なお、エネルギーが切れると問答不要で前回のセーブポイントからやり直しなのはすんなりと受け入れられました。マゾいシューティングばっかりやってるからかもしれない。
My Friend Pedro
Katana ZEROをやったあとだと失礼ながら「同じゲームじゃん!!」ってなってしまった。
Katana ZEROがハイテンポにステージを攻略してくのが基本なのに対して、このゲームはスローなテンポで敵を全滅させろ、左右同時に敵を打ってスタイリッシュに殺せ、というのを要求されるのがなんか思ってたのと違うとなってしまった。5ステージぐらい進めて止まってしまっている。
助けてタコさん
- 公式 / eShop / [steam](https://store.steampowered.com/app/729220/Save_me_Mr_Tako_Tasukete_TakoSan/?l=japanese
ゲームボーイ風の2Dアクション + アドベンチャーが少々といった風情。こういうのもやはり大好きなんだけど、画面演出がほぼ90年代ゲームボーイと同様というのはちょっとつまんないな…と感じて途中で断念。
まとめ
今年あんまゲームやんなかったかもなーと思っていたがちゃんと数えると意外と数をやっていたのかもしれない…
来年の期待のゲームはEastwardだ。先日のindie worldの新作紹介で見た限りはローカライズの心配ななさそう。来年も張り切って遊んでいくぞ。
GPD WINのセットアップ
11月上旬に赤札天国で注文して、11/23に到着した。素の状態だと非常に扱いにくいため、セットアップの情報を残しておく。
事前情報集め
まとまってるのは次の2つ
Redditの総合スレッド ここのまとめで知りたいことはおおよそ全部揃う
2chのスレッド
- まずは
>>2
だけみとけば十分 - 最新は18スレ目 http://echo.2ch.net/test/read.cgi/hard/1479904889/209-n
- まずは
公式で配布しているドライバ類の説明
最新版は公式フォーラム、あるいはredditのまとめスレッドからリンクが張られているので落とす前にチェックする。
Megaアップローダは一度に転送できるサイズを3GBに制限しており、OSイメージは一発で落ちてこない。
クォータに引っかかったらブラウザを立ち上げっぱなしにしておくこと。制限が解除されたらダウンロードが自動的に再開される。
OSイメージ + リカバリツール
firmware
って書いてあるが、実態は工場出荷時のリカバリツール- media creation tool でクリーンインストールするならば不要
- https://mega.nz/#F!NcBVQBDA!FK2jal9K57DU5LzRnPDJAQ
ドライバ一式
- 利用ケースとしてはクリーンインストール時にドライバを入れなおすときに使う
- クリーンインストール時はキーボードとSDカード、wifiなどがdisableな状態らしい…
- 後述のDoubleDriverで抽出すれば不要
- https://mega.nz/#F!JUATALLT!PZv98emj5e2rvtCHE0JlHA
wifiパッチ
- クリーンインストール後、あるいは中華なサイトから直接買った場合はwifiで5Gが使えないのをfixするパッチ
- 要は日本で使える帯域を捕まえられるようにする
- https://mega.nz/#!VUhTWCja!_geaVwKq3tgTkFoFlviUrbPgbhH88WdCAtg3TN88bqk
BIOSイメージ ver.2016/10/25
- 電源周りが改善される可能性があります、と謳って配布されている。正常稼働しているなら当てなくてもよい。
- 最近のロットはすでにこのバージョンが導入されている
- BIOS画面のsammaryタブでバージョンを確認可能
- https://pan.baidu.com/s/1ciQbL0
なお、届いたGPD WINのBIOSは 2016/10/25 版であった。
その他ドライバの入手先
ツール
DoubleDriver
- インストールされているドライバのバックアップとリストアを行う
- 最初起動したら取っておくとよい。MSのドライバを含めて全部やっておくとよい
- 公式のリンクが死んでるので野良で探しておく
MediaCreationTool
- MSが配布しているWindows10のインストールメディア作成ツール
- クリーンインストールがしたいのであれば必要
- https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
BIOSの設定
いきなりこれ。とりあえず起動してみるかーとやると初っ端からwindowsが立ち上がってこないっていうこともありえる。
工場出荷状態のBIOSの設定だと充電中に起動できない状態なので設定を変更する。
なお、BIOSの設定に入るには DEL
キーを連打する。
充電中に電源が入らないのを改善
- Restore Defaultで設定をリセットする
- Advanced -> System Component の S5-Charging Driver を Disable にする
のどちらかを実施する。
スリープから復帰しない事象の予防
- Advanced -> PPM Configuration を C6 か C1 にする(デフォルトはC7)
ワタシのGPD WINの場合、充電が完了すると蓋を閉じてスリープしてても勝手にスリープが解除される事象が発生している。。 電源ボタンでスリープしてからフタを閉じると勝手には復帰しないようなので運用でカバーすればよさそうだ。
アップデートをかける
情報を見ていると、Anniversary UpdateをかけるとDirectInputモードでジョイスティックが正しく認識されなくなるみたいだが、Xinputモード + JoyToKeyでなんとかなるとふんだので最新にまでもっていく。
とにかく時間がかかった。夜に初めて全然終わらないのでそのまま寝て朝起きると無事に当て終わっていた。Redditを読むとSDカードをさしているとコケる、そもそも再起動でコケる、という情報があるので入手後一番先にやるのが安全だろう。
この後にIntelのグラフィックドライバのlatestを当ててアップデートを完了。
外部キーボードを使う
セットアップの最中は外部のキーボードを使ったほうが便利だが、工場出荷状態に日本語配列のキーボードをつけると英語配列として認識されてしまう。これはWindowsの仕様。レジストリをいじることによって接続するキーボードごとに配列を指定してやることができる。
HIDを確定する
なお、GPD WINはこのように大量に入力デバイスが認識され、かつどれがどれだかすぐに判断はつかない。 今回は1つだけ明らかに追加日時が新しく、かつ接続した時間と同一のものがあったのでそれで判断をした。
この場合、4つのデバイスはGPD WINにもともと認識されているもの、残りの1つが今つなげているBTのキーボードである。
レジストリの編集
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID
以下に、先ほど見つけたIDがあるはずなので探す。
掘っていくと、 Device Parameter
というキーが見つかるので、ここに以下を追加する。
キー名 | 種類 | データ | 備考 |
---|---|---|---|
KeyboardSubtypeOverride |
DWORD | 2 | 10進数でよい |
KeyboardTypeOverride |
DWORD | 7 | 10進数でよい |
LayoutDriver JPN |
文字列 | kdb106.dll |
- |
OverrideKeyboardIdentifier |
文字列 | PCAT_106KEY |
- |
KeyboardSubtypeOverrid
と KeyboardTypeOverride
の数値で配列が決まるらしい。意味するところまではここでは調べない。
SDカード内に仮想ディスクを作ってマウントする
Windowsの仕様として、USBメモリなどの取り外し可能メディアにはインストーラからアプリのインストール先として選ぶことはできない。
これを回避するために仮想ディスクを作って、それをマウントするというのが常套手段のようだ。
仮想ディスクの作り方は vhd
でググればいいとして、再起動のたびにアンマウントされてしまうのでマウントするコマンドを書いて起動時に叩くようにする。
用意するものは以下の2ファイル。automount.batを起動時に実行するように設定する。ドライブ名は適宜置き換えること。
- vhdmount.txt
select vdisk file="D\:wingpd_data.vhd" attach vdisk
- automount.bat
@echo off diskpart -s d:\vhdmount.txt
タスクスケジューラの設定のポイントとして
- 管理者権限で実行する
- 充電中でなくても実行する
を忘れないこと。
スタートメニューに野良アプリを登録する
一昔前だとランチャーを用意してアプリを起動していたが、もう21世紀になって15年も過ぎてるんだし、モダンなwindows10様の機能だけで済ませたい。
スタートメニュー内に登録されていれば
- Winキー -> 適当に文字を打つ -> Enter
という操作アプリが選ばれて起動できるようになっているのでこれに乗っかる。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
上記のディレクトリにショートカットを置けば、スタートメニューでの検索に引っかかるようになる。なお、windows10 home エディションの場合、管理者権限がないとディレクトリにファイルをおけないようなので注意。
ソフトウェアキーボードを無効化する
自分の場合、物理キーボードからしか入力しないと思ったので切った。まぁ、ソフトキーボード表示させてみると画面の半分を食うから利用価値なさそう。
該当のサービスを無効化すればOK。以下のURLを参照。
画面の色調の調整
確かにメリハリがない。以下のブログの内容を参考にして設定を投入。
固定キー
Ctrl-C などを入力するときに、 Ctrl -> C という風に、同時押しをしなくても受け付けるという設定。同時押しも引き続き有効というのがポイント。以下のブログ記事を参照。
ただし、JoyToKeyでアサインしたCtrlやAltについては効いてくれない…。物理キーと同じアサイン番号を送れば効くのだろうか(未検証)
JoyToKeyの設定
セットアップの一番の肝である。これは設定する人の個性が出てくるが、自分の場合こんなポリシーで設定している。 また、自動起動はスタートアップでの起動よりもタスクスケジューラでの起動のほうがいくらか都合がいいらしい。
右アナログスティック & ボタン
- マウス操作
左アナログスティック
- カーソルキー
-
- タスクの切り替えとウィンドウ操作
右下のボタン(スタートボタン,セレクトボタン,L3,R3)
- Ctrl, Alt, Shiftなど同時押しに使うキー
XBoxボタン(Button13)はJoyToKeyの設定の無効化 <-> 有効化のトグルとして使う
- なお、ここでいう無効化とは、有効化のトグル以外は何も設定されていないconfigへの切り替えをさす。
なお、ゲームで遊ぶ時とJoyToKeyの設定がバッティングするのではと思っていたが、ゲームの実装によりけりということが分かってきた。ゲームが先に入力をとる場合もあるし、逆もある。実際にゲームを起動してちまちま対応していくしかないだろう。
おおむね満足の設定だけど、SteamがXBoxボタンの入力を取りに行って、毎回BigPictureモードに入っちゃうんだよなぁ。。うまい方法を考え中。
今のところの感想
最近はsteamでゲームをやることがメインで、かつ買ってるゲームが2Dのアクションゲームやシューティングばっかりなので、ゴロゴロしながらとか外に持ち歩けるのはいいかなーと思ってたけど、想像以上に動作が軽くて驚いてる。冷静に考えればiPhoneという代物が世にはあるからしっかり設計されたものであればバリバリ動くものが作れるのは当然であるが…
試しに先週末のオータムセールで買ったダライアスバーストを遊んでみたが、平然と60fpsで動いて、コントローラも特にラグがなく使えた。ボタンは最初触ってへにゃへにゃだなーとは思ったがゲームで使ったら10分ぐらいで慣れた。やっぱ使い込めば何とかなるもんだ。2Dゲームであればいいお供になりそう。
仕事でサクッと使えるAndroid機がほしいなーと思って先月にVernee Thorっていう中華スマホを買ったんだけど、これも若干の怪しい挙動はあれど、使うには十分すぎる性能を持ってた。何よりも余計なアプリが一切入っていないという潔さ。こんなのを作られちゃ、もう日本メーカーが入る余地は無いよな…とちょっとおセンチな気持ちになった。
と書いてたら
redditへのリンクがあるとはじかれるということを知らずに全然記事が保存できなくて2日ほど不貞腐れている間にBIOSの新バージョンが出たらしい。
GPD WIN、新しいBIOSが来てますねえ WINDOWS_F1T4 20161118.rar https://t.co/VONg63f5u8
— Adachi Jiroichi (@adachi001) 2016年11月30日
ただ、人柱度はかなり高そう。
ただGPD Winのバッテリー管理まわりは相変わらずちょっと怪しい。バッテリー残75%くらいでBIOSアップデート始めたのに、終わって再起動したら100%になってるのどういうことw(アップデート前の残容量がそのままFull Charge Capacityになっちゃったみたい)
— MIRO (@MobileHackerz) 2016年12月1日
アーカイブ落として中のドキュメント改めて読んでみたけど、最後のオペレーションすごいな…
5,Restart the computer (preferably not inserted charger), will be black screen about 1 minutes, and then restart BIOS two times, this is the process of BIOS is updated automatically, do not force the power down! (if the charger is plugged into the charging screen, you can press ctrl+alt+del to restart)
電源を挿さないほうがいい、立ち上がるまでちょっとかかるけどビビらずに待てとかなかなかハードルが高いこと書いておる。もうちょっと効果の報告が上がってから適用したほうがよさそうだな。
See Also
設定に際して参考にしたURLたち。先人たちの情報に感謝(´人`)
macportsを入れる
これもつい先日mavericks用のインストーラが用意されたので入れれば完了。
入れ終わったらアップデートのコマンドを打つ
$ sudo port selfupdate $ sudo port sync
-vオプションくっつけてverbose見ても良い気がする。
ちなみに、macportsのインストーラが自動で設定を書き込むファイルは.bash_profile。
中を覗くと、パスが設定されていることが分かる。
# MacPorts Installer addition on 2013-XX-XX_at_XX:XX:XX: adding an appropriate PATH variable for use with MacPorts. export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH # Finished adapting your PATH environment variable for use with MacPorts.
Python2.7+virtualenvを入れて開発用に自由に弄れる環境を作る
一番やりたいのはこれ。まず、python2.7をインストール。現時点では2.7.5が入る。
$ sudo port install python27
linuxのディストリのパッケージ管理同様、勝手に依存関係を解決して必要なパッケージを入れてくれる。
ただし、妙に時間がかかった。perlとか割と思い奴も一緒に入ったようだけどそれでも4時間近くかかってしまった。
インストールが完了すると、ご丁寧にpythonコマンドの向き先を変える方法を教えてくれる。
To make python 2.7 the default (i.e. the version you get when you run 'python'), please run: sudo port select --set python python27
CentOSのalternativeみたいなもんかな。選択可能な奴は --list オプションで見ることが出来る。現時点ではこんな感じ。
$ port select --list python Available versions for python: none (active) python27
先のコマンドで切り替える。システムのpythonに向け直すときはnoneに戻してやればよい。
次に、virtualenvを入れる。これもportから。
$ sudo port install py27-virtualenv
ちなみに、pipもport経由から入れることが出来て、virtualenvをpipから入れることが出来るんだけど、コマンドがpip-2.7だったり、virtualenvがスクリプトを直で叩かないとダメっぽかったりするのであんまりおすすめしない。
俺の場合、pipで入れたvirtualenvを消して、上記のport経由で入れなおした。なお、そうするとファイルが重複してるのでインストールが完了できねけって怒られるので指示通り強制有効化を行う。
Error: org.macports.activate for port py27-virtualenv returned: Image error: /opt/local/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/bin/virtualenv-2.7 already exists and does not belong to a registered port. Unable to activate port py27-virtualenv. Use 'port -f activate py27-virtualenv' to force the activation. Please see the log file for port py27-virtualenv for details: (長いので略) To report a bug, follow the instructions in the guide: http://guide.macports.org/#project.tickets Error: Processing of port py27-virtualenv failed
pythonを入れた時と同じく、virtualenvと打ってコマンドが聞くようにする。
$ port select --list virtualenv Available versions for virtualenv: none (active) virtualenv27 $ sudo port select --set virtualenv virtualenv27 Selecting 'virtualenv27' for 'virtualenv' succeeded. 'virtualenv27' is now active.
確認する。
$ which virtualenv /opt/local/bin/virtualenv
おし。ここまで来ればテキトーなディレクトリにpythonを突っ込めば良い。
$ virtualenv env27 $ source env27/bin/activate
当然のようにpipも入ってるので好き放題にモジュールを突っ込めば良い。
mavericksのmacportsでpython環境を整える
Nexus7のroot化
昨日まででNexus7のホームとかアプリの導入までをひと通りやったわけですが、root化もいっちょやってやるかと思い立ちやってみました。以下作業メモです。
お約束
本メモの内容は無保証です。ブートローダのアンロック及びroot取得はメーカーのサポート外の作業となります。くれぐれもroot取得作業は自己責任で。
そもそもAndroidのroot化とは何か。
ざっくりと以下のサイトに簡単な説明があります。
Linuxをはじめよう!:Androidのroot化の仕組み/Root kitの製作方法 part1
というわけでAndroid端末のroot取得とは次の3ステップです。(上記サイトより引用)
- exploitとかを突いて一時的にrootを取得
- /systemをrwでリマウント
- rootを恒久化するsuとSuperuser.apkを導入
要は、suするためのコマンド、アプリを普段書き込むことができない/systemに配置するわけですね。ただし、メーカーによってはsuがあったら消すとかの対策モジュールが組み込まれてるので端末によってはroot取得が無理とかが発生するわけです。
Nexus7の場合、root取得の作業をほぼ自動で行えるツールが配布されているので今回はそれを利用します。
ツールキットの選択
Nexus7のツールキットは現在以下の2種類があります。
(1)はGUIベース、(2)はCUIベースのツールのようです。できることはほぼ一緒のようで好きな方を使えばいいやんとなりますが、今回はボタンをホイホイ押すだけでできるGUIベースの(1)を使います。
ちなみに、問題はないのか見てみると、サイトの下の方にこんな記述がありました。
Important notice – For users having problems rooting 4.1.2:
- Most users reported no difficulties rooting their 4.1.2 builds with the toolkit (just by selecting the correct android build/version in the pull down menu and pressing the root button) ? however if you are having problems try this solution: http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=32789382&postcount=1199
- I am not sure why it works for some users without doing this and for others this is needed. Hopefully I will figure it out soon so I can roll out a fix in v1.5.5.
- It seems that the issue may be related to USB 3.0 ports ? consider trying a USB 2.0 port instead.
とりあえずUSB3.0を使わなければ大丈夫、でしょう。多分。
実施環境
以下の環境で実施しました。
Nexus7の設定の確認
Nexus7の設定より次の設定を行います。
- USBデバッグをオン
- PCとの接続モードをPTPにする
PTPモード
設定 -> ストレージ -> 右上のメニュー -> USBでパソコンに接続
を開き、PTPモードにスイッチします。
ちなみに、MTPとPTPとありますが、MTPとPTPとはここによると、MTPはMedia Transfer Protocolの略でいわゆるマスストレージ、PTPはPicture Transfer Protocolの略でカメラとして認識させるモードとのことです。なんでAndroid2.0から微妙に言い方を変えてるんや…
ドライバのインストール
toolkitのInitial Setupよりドライバをインストールします。このドライバはAndroidの開発を行うときに入れるドライバそのものですね。基本的に画面の指示にしたがってやるだけですが、ドライバのインストールを確実にやるために既存のドライバは予め全部消しといてねと言われます。
デバイスドライバの起動やUSBデバイスの一覧&ドライバのアンインストールをツールキットから行えるのでやっておくとよいでしょう。ドライバのインストールが終わるとNexus7はAndroid ADB Interfaceという名前でデバイスドライバからは見えるようになります。
ちなみに、コマンドadb devicesやDDMSからも端末が見えるようになってるはずです。まぁ当たり前といえば当たり前なんですけど…
アプリのバックアップをとる
次の作業であるブートローダのアンロックを行うとNexus7は工場出荷状態まで戻されます。したがって後の環境構築を楽にするためにバックアップをとっておきます。これもtoolkitのbackupからできます。
ただ、僕の場合、全てのアプリのバックアップをとったつもりだったんですけどroot取得後にリストアしたら結構な数のアプリがバックアップが取れていませんでした。なんでだろ…
ブートローダのアンロック
ツールキットのUnlockから実施します。前述の通りNexus7が工場出荷前に状態が戻りますので注意です。基本的にボタンを押して待っているだけですが、途中でNexus7側の操作が必要になります。
こんな画面が出てきてUnlockしてもいいですか?と聞いてきます。もう戻れません!もちろんUnlockなのでカーソルをYesにして電源ボタンを押します。
暫く待つとNexus7が初期化され開封時の設定を行うように指示されます。これでアンロックは完了です。次のroot取得のためにひとまずホーム画面を出すところまで設定します。
ルート取得
続いてroot取得を実施します。ここもRootボタンを押してしばらく待つだけです。なお、カスタムのリカバリーツールを導入する場合はCustom Recoveryのチェックをオンにします。このバージョンのツールキットではTWRP(TeamWIN Recovery Project)が入るようです。
ちなみに僕はこのチェックボックスのオンを入れずにやってリカバリツールを入れずにルート化してしまったんですが、再度オンにしてリカバリツールを導入しています。
無事にroot取得が終わると、ドロワーにいくつかアプリが追加されています。重要なのは次の2つです。
これででroot取得作業は完了です。
アプリのリストア
ここまで作業が行えたらあとはアプリをリストアするだけです。Restoreボタンを押してさっきとったバックアップから戻してあげましょう。これで全ての作業は終了です。
で、どうする
これでカスタムROMの導入やrootが必要なアプリを導入することができます。また、すぐに戻せるように現在利用しているイメージをまるごとバックアップしておくとよいでしょう。その際、Nexus7は内蔵メモリしかないのでバックアップイメージはPCに残しておくと良いかもしれません。一つのイメージが大体1G程度いくようですし…
Nexus7を購入
欲しかったんだよ…
TwitterのTLの人たちで買ってる人が多かったり、また既に購入した人に触らせて貰ってこれはいいなと思いほぼ衝動買いに近い形で購入を決めました。まだ買って3日目だけど入れたアプリや感想をまとめます。
前提
これを書いてる奴のガジェットの利用状況は以下の様になっとります。
購入
なんだか32GB版が出るだか出ないだかで混乱している状況のさなか、都内のヨドバシで9/16に予約。そしたらその4日後の9/20に入荷があり一週間足らずで購入できました。2chのスレッド眺めてると10月頭に予約入れてもまだ来ないというのを見かけたのでかなり運が良かったんでしょう。
手持ちのkobo touchと並べてみると一回り大きいぐらい。
アクセサリはpocketgamesで売ってるこのドロイド君柄のTPUケースを買ってつけてます。またオマケでイヤホンジャックアクセサリーはpluggyのシルバードロイド君買いました。なんとなく。かわいい。
ディスプレイの防護フィルムはどうすっかなーと思いましたけど、今のiPhone4sをバンパーをつけてフィルムなしで今のとこ問題なしなんで同じ利用方法とします。
導入アプリ
アクティベート直後は殆ど何も入っていないに等しいので、アプリを順次入れていきます。もともと持ってたAndroid機に入れてたのを含めて、どかっとインスコ。
で、チマチマ設定をしてこんな感じになりました。はぁ、マミさん…ちなみにスクリーンショットの取得は"電源ボタンと音量マイナスボタンのしばらく同時押し"です。どうしてAndroid2.0系ではできなかったのか…
以下入れたアプリとかのメモです。
システムアプリのアップデート
アクティベートが終わってホーム画面に来ると、たいてい同時にマップとかのシステムアプリのアップデートが来ます。ただし、以下は手動でアップデートを掛ける必要があるみたいですので、Playでアップデートを実施します。
- Google Books
- Google Movies
ちなみにbooksアプリはアップデートしないと縦書き表示ができませんので注意です。
ホームアプリ
初日はデフォルトのホームアプリを元にいじってましたがAndroid4.0以上に対応しているホームアプリであるNova Launcherを導入しました。
デフォルトよりもうちょっと細かくいじれる感じ。他だとApex LauncherやHolo Launcher HDが定番のようです。
定番モノ
iPhoneにもアプリがある奴やとりあえず入れとけってなるアプリたち。
そんなに詳しい説明は特に不要でしょう。
日本語入力。既に買ってあったので導入。
- AudioGalaxy
ローカルにエージェントを入れてそれ経由で音楽再生。iPhoneで常用中で、お世話になってるので応援を兼ねてアドオンも買っています。なおアドオン購入情報はiPhone版とAndroid版で共有されてますのでどっちかで買うとどちらのOS版でもアドオンが有効化されます。まさにあるべき姿です。
- Bump
デバイス間での情報交換アプリ。iPhoneにも入れてるから一応。
定番ですね。
これも定番。というか、オンラインストレージってDropboxの一人勝ちのように思えるんですけど実際どうなんでしょ。
やっぱり定番。
また定番。
やはり定番。Nexus7からは撮るんじゃなくて閲覧用ですね。画面が7インチあるので大きく見れてなかなかいいです。
- Instapaper
Read It Raterじゃなくてこっち使ってるんで。選択に深い理由はあまりないです…
音楽履歴ソフト。
- らじる☆らじる
NHKラジオ
民法ラジオ
ド定番
- Solid Explorer
ファイラー。ESファイルエクスプローラーとかよりもいいと思います。つかベータ版なのね。
- Speed Test
ネット速度測定。iOS版と全く同じ。
- MX動画プレーヤー
汎用の動画再生プレーヤー
新導入
上記は今まで持ってたAndroid機に既に入ってたものでした。ここからは新しく入れたものです。
- Tumbdash
Tumblrクライアント。見やすいと思う。
これもiOS版と同じ。最近使い出したんで。
- Suica Rader
Nexus7はNFCがついてます。のでFelicaも読み込みができるわけです。利用履歴が見れて面白いです。
- Himawari Reader
ePubリーダー。使い勝手はまだ試してないです。とりあえず…
- Perfect Viewer
画像リーダー。別途プラグイン入れればPDFも読める。これもそのうち…
- wifi manager
新しいスポットに接続するときとかにいい。
- Jorte
手帳とスケジューラアプリ。定番らしい。
- Skitch
手書きメモアプリ。スクリーンショットに書き込むと簡単にそれっぽいのができる。
- DropSync
ローカルのディレクトリとDropbox上のディレクトリを紐付けて同期する。フリー版は1つのディレクトリのみ。
ウィジェット
アプリについてくるもの以外に以下のウィジェットアプリをインストール。
- HDウィジェット
今まではFancyWidget使ってましたけど、4系にちゃんと対応してるこっちを新たに導入。
- Power Toggles
通知バーに設定トグルをつけるもの。いくつか探しましたけどこれが一番シンプル。
通知領域を使うアプリなので副作用として通知アイコンを置かなきゃならんのですが、それを利用してバッテリ量を表示させることができます。
その他
導入に一手間必要なアプリたちとその補足説明です。
- splashtop2
リモートデスクトップアプリ。捜査対象のマシンにクライアントを入れる必要があります。動画再生も結構スムーズに、実用として行けるレベルでした。
ゲームもできるらしいけどそれは…エロゲなら問題ないでしょうけどシューティングとかアクションはキツイんじゃないかなぁ。ちなみに、ローカル環境であれば無料、3GなどWAN経由だと年間契約が必要だそうです。けどVPNでつないじゃえばいいんじゃないですかね。それはそのうち試そうとおもいます。
- Google Play Music
デフォルトで導入されているMusicアプリはアメリカでサービスインされている音楽ファイルをアップロードしてどこでも聞けるGoogle Play Musicサービスには非対応です。(ですよね?というかそう思い込んで次の作業をしちゃったんですけど…)なので、対応版を手動で導入します。
本来であれば上記のPlay側から入手すべきなんでしょうけど、日本からは導入できないのでバージョンを調べて外部サイトからapkを入手します。一応自己責任で…
サービスそのものを日本で使う方法については省略。グーヤホーして頑張ってください。利用登録ができていれば、紐付いているGoogleアカウントをNexus7に追加し、アプリを起動すれば自動的にサーバ上の音楽を認識します。問題は無料でアップロードできる曲数が2万曲まででそろそろ達成しそうなんですよね。。あと音楽プレーヤーとしての出来自体がイマイチなのでメインで使うとしたらaudiogalaxyのほうが使い勝手が良いと思ってます。
物理キーボードを使う
元々nintendo wireless keyboardを持ってたのでそいつをつなぐことができます。念のため言いますと、nintendo wireless keyboardをペアリングモードにするにはFnキーを押しながら電源オンです。
認識直後だとUSキー配置なので日本語配列のキーマップを導入します。探してみるといくつかあるようですが、今回はアプリストアで配布されているこれを使います。アプリと同様にインストールするだけです。
導入後、キーボードごとの設定でキーマップOK!
設定方法はキーボードを接続した状態で、"設定 -> 言語と入力 -> 物理キーボード"でnintendo wireless keyboardを選び、インストールしたキーマップをチョイス。たいていリストの一番下にあるはず。
やはり長文書きには物理キーボードがいいですね。個人的にはCtrlの位置とCapsLockの位置を入れ替えたいなぁ。自分でキーマップを作ればいいんか。それはそのうち…
AndroidのTwitterクライアントで一番いいのはどれだろう
Twitterクライアントですが、iPhoneではtweetlogixを愛用してます。ここ一年以上つかってて文句なしです。けど、Android側はなかなかこれだ!っていうのが見つかってないんですよねぇ。今回Nexus7に入れたのは今まで使っていたのと新しく導入したの含めて以下の4つ。けどどれもなんというか物足りない。機能不足とかレスポンスが悪いとか。
- 公式
必要最低限な機能。というか連絡先をインポートしてフォロワーを探そうという極悪機能付きでビビった。僕は意識が高くない人なんでやめてください…
- Janetter
Windowsで動いてた奴がスマートフォンにも進出。と、いうかなんか動作重くないですか。アカウント一個しか入れてないですけど…
- Twitcle
シンプルで好感触なんだけど、もうちょい機能がほしい。
- Plume
うーん、求めてるものに似てるんだけどやっぱり惜しいというかなんか違うんです。
というわけでここ見てる人でこれだ!というのがあったら教えて下さい。当方tweetlogixのヘビーユーザです。
数日使ってみての感想
2.0系とかなり変わっている
持っていたAndroid機のバージョンは1.5ないしは2.6なんでかなり変わってるなぁという印象。4.0から追加されたナビゲーションバーをが特に顕著です。正直2.0系だと各メーカーごとにボタンの位置がバラバラだったんで統一的なインターフェースを持たせるのは正解だと思います。けど2.0から大きく変更された点であり、2.0をちょこっと使っていた身からするとあれれ?という違和感がありました。この辺はやはりiOSのほうが良く出来てると思います。その昔(といってもまだ2年前だ)まだiPhoneOSと名乗っていた頃から使い勝手は全く変わってませんからね。
新しく導入されたタスクキーはiOSのタスク切り替えとほぼ同内容ですね。これで2.0系までにあったアプリ終了に別途アプリを入れるというなんだか本末転倒的な事がなくなったと思います。
ただ、2.0系までにあった物理的なメニューキーを4.0でも実現するために、メニューボタン押下の動作がある場合はメニューボタンに該当するボタンが右下に出てきます。しかし4.0以降ののAPIで作られたアプリはメニューが右上に出るのがデフォルトなのでこれは互換性維持とはいえちょっと苦しいような。。繰り返しになりますが既に2年以上前にGUIがほぼほぼ完成されていたiOSはやはりすごい。
触り心地はもうiOSデバイスと同等といっても良い
僕がAndroid機がどうしても使う気に馴れなかったのはやはりレスポンス。サクサクとか何とかよく言いますけど、とにかくiPhoneは俺が思ったとおりに動かしてるんだ感がものすごかったわけです。が、今まで触ってきたAndroid機達はまぁ使えなくはないよね、といった感じで自分をだましだまし使ってたと思ってます。正直infobarA01とかDIGNOとかレスポンスが悪くて使っててイライラしました。そんなデバイスたちにやはり愛着は持てない…けどNexus7はそんなことはない。やっとここまで来たか!とちょっと感動します。
Androidはタブレットにこそフィットする
Androidは一つの画面にかなりの情報量を乗っけることができます。ウィジェットに代表されるホーム画面なんかまさにそうですね。天気予報だったりRSSだったり。それを電話機の小さい画面に詰め込むのはやはり無理があった、とNexus7を触ってて感じています。これぐらい画面が大きくないとやはり窮屈に感じる。
個人的には電話サイズはiOSで、タブレットはAndroidでって住み分けるのが一番すっきりするような気がします。iPad miniはどうなるんでしょうね。iPadは出た当初そもそもタブレット自体が新規開拓領域だったからこそバカ受けしたわけで。さらに言うとWindows8は…まぁなんというかSurface次第でしょうかねぇ。他のメーカーから出る対応タブレットみてもデザインがどれも似たり寄ったり(キーボートとジャキーンとつなげますってやつ)ですけど。
まとめ
というわけで取り留めの無いことをツラツラと書いてきましたが、やっとAndroidで愛着を持って使っていけそうなガジェットだなと思っています。ガジェットはファーストインプレッションが大事で、最初あれ?ってなっちゃうともう今後使う気が失せてしまうものです。Nexus7はそんな不安が感じられないイナフ!なデバイスです。これで2万でお釣りが来るとかどういうことですか。各メーカーのタブレットの半値以下じゃないですか…
今月末には32GB版がお値段据え置きで出るようですから興味持った人は是非買うとよいです。日本で売りだしてわずか1月でニューモデルとは何ごとかという気もしなくも無いですが…これがWeb屋気質といったところなのかなぁとも思ったり。