takemura nobukazu / ANIMATE
聴いたってかお気に入りの音源ですけどちまちま紹介していきたいと思います。竹村延和のANIMATEというアルバム(?)です。
- アーティスト: Nobukazu Takemura
- 出版社/メーカー: DAIKI
- 発売日: 2002/03/13
- メディア: CD
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childiscの音源リリースがピークを迎えてて次の10thのアルバムでしばらく音楽活動を止めますといったうわさ話が出てきた頃の音源ですね。(結局竹村さんは10thのあとは単独での新録アルバムは出していないはず。)ソングブックが全編生音で10thがロボットボイスを使いつつも楽器音を使ってどこか演奏ものっぽく聞こえるようにしていたのに対し、こちらはひたすら電子音のオンパレード。メインはやはり2曲目のanimal showでしょうかね。ポップなようでひたすらミニマルな音像がグルグルと続きそれにまた不自然に加工されたロボット声を載せたへんちくりんな歌物。
childiscの音源はどれも廃盤状態なんですけど見つけたらぜひゲットして聞いてもらいたいCDです。つかこういうのこそネット配信するべきなんだけどなぁ。
個人的には一番最後のwater fleaが一番好きだなぁ。始まりのなんか真っ暗闇の中でズボンと水の中に落とされてそのままゆっくーりと沈んでいくかのような感覚。
team doyobi / choose your own adventure
SKAM Recordsより。まだ資金不足は続いているのだろうか。
- アーティスト: Team Doyobi
- 出版社/メーカー: Skam UK
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: CD
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ジャケットはAmigaを使って生成したとかなんとか。ググルとchiptuneの文脈で語られることが多いみたいですが、エレクト風味といったほうがいい気がする。かなりデタラメに原始的な電子音が攻めてくるので楽しいけど続けて聞くと頭がおかしくなりそう。グリッチはテゥーテゥーチッチッチッチという無個性な音が特徴的だけど、こちらはかなり強烈。忘れられない。
藤田健二 / この惑星の郊外で
CDは視聴して気に入って買っても聞くのをすっかり忘れてしまうことがある。積みゲーならぬ積み音楽。学生の身分だったらこんなこと無かったのに…というわけでランダム再生してたら引っかかってお、と思い全曲再生をしたまで。
- アーティスト: 藤田建次
- 出版社/メーカー: balen disc
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: CD
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ポップなようでどこか異次元感を感じさせる音楽。シューゲイザーの類だとノイジーな音で目の前がぼんやりするような感覚を味わうのだけれど、こちらは逆。音数はあんまり多くなくてシンプル何だけど白昼夢的を見ているような気分にしてくれる。素敵。特に見知らぬ夏という曲がおセンチな感じで好み。
YOMOYA / Yawn
こちらは最近買って聞いたやつ。スリーブが紙ペラ一枚だったりそもそもバンドメンバーが変わってたりするらしいけど大丈夫なのかしら。
- アーティスト: YOMOYA
- 出版社/メーカー: &records/YOUTH INC.
- 発売日: 2011/05/18
- メディア: CD
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かまってちゃんとかボーカルをぼやかした曲を多く聴いてるとくっきりな声が聞こえるだけでちょっと新鮮。それはそうと2曲目にエレクトロニカといえばこういう音というのを染み込ませてしまったi am robot and proudとのコラボつきという豪華な仕様。けど僕は最後のオリジナルバージョンの方がすきなんだ…
ティーイベ / ロボットボイス
- アーティスト: ティーイベ,t-ibe
- 出版社/メーカー: ティーイベ
- 発売日: 2008/04/24
- メディア: CD
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ボコーダーボーカル+ローファイな電子ポップス。アナログな電子音にはやっぱりエフェクトかけまくりなボーカルがあいますね。あとジャケットの絵がかわいい。
Steins;Gate 円環連鎖のウロボロス 1巻/2巻
小説版のSteins;Gate 円環連鎖のウロボロスを読んだ。1巻,2巻といいつつ実質上下巻で完結であわせて1200ページ程度もある。2巻なんて800ページ越えの超大作だ。
STEINS;GATE─シュタインズゲート─ 円環連鎖のウロボロス(1) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 海羽超史郎,huke
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: 文庫
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STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 海羽超史郎,huke
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 文庫
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基本的に原作ベースに沿ってお話が進んでいく。ただし、ヒロインが4人にいる中でファイリスとルカ子のエピソードをごっそりと落としており、その代わり若干別のエピソードを挟んでいるため原作とはちょっと違うストーリとなっている。たぶんメインヒロインに集中させるためにこの二人についてはエピソードを薄めに設定したんだろうと思う。
また、原作中であれってどう説明すんだろって思った所を補完する形で説明する箇所もあり、原作で不満に思った箇所に納得のいく説明をほしいと思っている人も読んでみるといいんじゃないでしょうか。逆に原作と違った説明の場所もあった気がするけど、全部説明してしまうと想像の余地がまったくなくなってしまうのでこれぐらいがちょうどいいと思います。
最後の台詞は原作とまったく一緒なんだけど、僕はやっぱりこの台詞が一番好きだなぁ。鳳凰院凶魔ではなく、素のオカリンとしてこの言葉で締めるのはすっごいグッと来ます。