ロボットレストランに行って来た

スポンサーリンク


先日、一部で話題になっている新宿のロボットレストランに行って来ました。

店のウェブサイトを見ただけでは何の店なのかさっぱりですが、「レストラン」と銘打っているからにはきっと飲み屋みたいに個別テーブル席があって飲み食いしてるとその合間に店にロボットがガションガションと来て遊んでくれるもんだと思ってましたが…実態は全然違いました。

ロビーの様子

まず、店に入ってみるといきなりこんなもんがお出迎えしてくれます。




なんじゃこりゃ…いきなり絶句というか笑うしかない。しかもこれ、操縦席(?)に座って操作していいという。実際に乗って触ってみると目とかがグリグリ動きます。もうこの時点でツボに入ってゲラゲラ笑いまくりです。



それにしても、この異様な空間、サイケデリックとも違うし節操の無さが日本人のセンスというか。ビッカビカに彩られた電飾となぜかクラシックな椅子やシャンデリアとまるで統一感がありません。いや、むしろこの「ロボットレストラン」という空気は統一されているのか?もう既にクラクラしっぱなしです。

ショーの始まり

受付を済ませると、チケットを人数分くれます。ん、チケット?飯を食べる場所じゃないの?時間になるまでロビーで待ってろ?またよくわかりません。



時間になると店の人の誘導によって会場に通してくれます。本当はその会場までの通路も平衡感覚を失ってしまうかと思うほどのド派手な壁紙&ビッカビカ具合なんですけど写真を撮るのを忘れてしましました。なんせ異様すぎて…。会場の席につくと一人ひとりにお弁当とお茶がついてきます。まぁ味はそれなり…というか、このあと見せられたものでお弁当とかどうでも良くなりました。



ちなみにショーの写真撮影は携帯のカメラではオッケーだそうです。多分一眼とか気合の入ったカメラがセットとぶつかって不要なトラブルとなるのを回避するためだと思います。もちろんその真意をお店の人に確認したわけではありませんが…

異様な空間!

ショーの最中の写真を幾つか写真を撮ったのでいくつかピックアップしてお届けします。この異様な空間、わかっていただけるでしょうか。





ショーはだいたいは二部構成で、セクシャルなカッコをしたおねーさんが目の前で踊るパート(マーチングなんてすげー久々に見ました。)と、電飾だらけのロボット(?)におねーさんが乗って会場内をグルグルと回るパートでだいたい全部で一時間ぐらい。





こういうショーものってあるストーリーに基づいて構成されると思うんだけど、あんまり物語的なものは何も感じられなくて、このロボットレストランを企画した人の頭の中をダイレクトに見せられているんですね。始まったばっかりのとき、向かい側のお客さんたちがポカーンとした顔で見ていたのが印象的でした。





アニメとかゲームを嗜んでいると、「ロボット」というものにはサイバーパンクだのニチアサのヒーローものだのをイメージしますけど、そんなものは皆無。とにかくギラギラと派手なもので押してきます。これはもうロボット物ではなく「ロボットレストラン」という世界のセンスでしかない!どうしたらこういう発想ができるんだ!

気になる人は行ってみましょう!

ショーはおよそ一時間ぐらい。ウェブサイトを見ると一日3,4回の公演をやっていて会場は総入れ替えです。席の数を数えてみたら60あったので、一回のショーで50人ぐらい入るとして、一日150から200、一人あたりの料金は4,000円なので一日あたりのインカムは60万円から80万円ぐらい、とすると踊り子のお姉さんや電気代から見るとどう見てもペイできない気がするんだけど…一体どうなっているんだろう。。。

あと、終わったあと会場の上とか見ると、このためだけにココを作ったと思しき仕掛けになっているので意外とコストがかかっていることが伺えます。うーん、100億円かかっているという触れ込みは案外嘘ではないのかも…

というわけで、一緒に行った人はみんな満足していました。異常なものを見てみたい、個人の想像力の狂気を見てみたいという方はぜひ行ってみましょう!周辺は歌舞伎町の歓楽街で雰囲気が苦手って人もいると思いますがそれを乗り越えてでも価値がある、かもしれません。

see also

関連リンク。他のロボットレストランに行った人の感想です。

演目とかを変えていきます!とアナウンスしていたのでまた機会があれば行ってしまうかも…